思い出をどこに飾っていますか?家族写真を飾るべき部屋と飾ってはいけない部屋
写真は写真立てに入れる
ニューヨーク州コールドスプリングハーバーのインテリアデザイナー、アマル・ケイペンは、写真を壁に掛けるのではなく小さな写真立てに入れて、サイドテーブルやナイトスタンド、本棚に飾っているそう。「家族の写真は個人的なものであり、装飾品ではありません。身近に置いて大切にできるので、もち運べる方がよいと思います」とアマル。
ゲストのことを考える
ビーチで戯れている家族の写真やフォーマルな写真は、家族なら見るのは楽しいかもしれませんが、ゲストはそうではないかもしれません。「玄関に写真を飾っている人はたくさんいると思いますが、ゲストが最初に入る場所である玄関には向いていません。歓迎されているという感じがしないからです」とマーカムはいいます。 また、ゲストが居心地の悪さを感じる可能性がある写真も避けるべきです。「家族以外の人が見る可能性のある場所には、親密すぎる写真や露出の多い写真、刺激的な写真は避けましょう」と Beaumont Etiquette のエチケット専門家、マイカ・メイヤーはアドバイスしています。
1つのエリアに集める
家中に写真を飾るのではなく、写真を飾る壁は1つのエリアに限定することをおすすめします。「今はダイニングルームの壁に家族の写真を飾っていますが、思い出の温かさに囲まれているようで気に入っています。写真はすべて白黒なので、部屋全体に違和感なく溶け込みんでいます」とマーカム。彼は、雑然とした見た目にならないよう、写真フレームは最大でも9枚までにとどめ、厳選した写真を飾ることをおすすめしています。
飾り過ぎない
大好きな家族の写真で家を埋め尽くし、家のなかで常に特別な瞬間を思い出したいと思うのはごく自然なことですが、節度が重要です。写真が多すぎると、他の装飾が台無しになることがあります。 「個人的な思い出と全体的なデザインのバランスを取ることが重要です。写真が多すぎると空間が圧迫されてしまいますが、よく考えて配置すれば空間が引き立ちます。また、写真を他の種類の装飾と組み合わせると、統一感のあるスタイリッシュな見た目を実現できます」とチプルト。サイズも重要です。特大の写真は部屋を圧迫する可能性があるため、25cm×35cmよりも大きくしない方がよいでしょう。
とはいえ、結局は自分がどうしたいか
ここまで色々ご紹介してきましたが、結局のところ「家族の写真を飾るかどうかは完全に個人の好みの問題です」とメイヤーはいいます。何枚写真を飾るか、どこに飾るかは完全に個人の自由です。