人気ダンサーのデレク・ハフと妻ヘイリー、苦境を乗り越えさせた「愛の力」とは
それから1年後の2023年8月、ふたりはカリフォルニア州モントレーで内輪のお祝いをします。ところが、甘い新婚生活を送っているはずだったその年の12月、ヘイリーが脳の緊急手術を受けることに。 デレクがインスタグラムに投稿したところによると、ヘイリーがツアーでワシントンD.C.公演をしていた際、血管が破裂。その結果、頭蓋内血腫(頭部の外傷により、頭蓋内に血液がたまった状態)が起こり、緊急手術をしなくてはならなくなったのだとか。 「昨夜のワシントンD.C.での公演の終わり頃、妻のヘイリーの頭がもうろうとして、病院に運ばれました」「血管破裂による頭蓋内血腫と診断され、緊急手術をしました。今は安定した状態です」
幸い、ヘイリーは恐怖に満ちた時を経て回復し、ふたりの絆はますます強固になります。2024年1月に『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』での功績を認められてエミー賞を受賞したとき、デレクはこれを妻に捧げました。 「ちょうど1カ月前、僕は病院にいました」と涙ながらに受賞スピーチをしたデレク。「1カ月前は人生が一変するような瞬間で、すべての瞬間を慈しみ、味わうことを思い出させてくれました…これを僕の美しい妻に捧げたいと思います。この1か月間の君の強さと勇気は信じられないくらい素晴らしかった。君は来る日も来る日も僕をインスパイアしてくれる」
さらに、2024年8月の結婚1周年記念投稿では、結婚式のロマンチックな動画に添えて、こんなメッセージを綴りました。 「1年前の今日、僕は美しい妻のヘイリーと結婚しました」「この1年は本当にたくさんの試練、祝福、困難、そして勝利に満ちた旅でした。その間ずっと、君の優雅さと美しさがまばゆく照らし、この道を君と歩める幸運を毎日僕に思い出させてくれました。でも、何にもまして、この1年は愛の-僕らの愛の-力の証でした。愛は本当にすべてに打ち勝ちます。愛に導かれて、ともに人生と向き合うこれからの長い年月に乾杯。言葉では表せないくらい君を愛しています。記念日おめでとう❤️」 そして2024年10月15日(現地時間)、ヘイリーはデレクとともに 『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』に出演、手術以来初めてダンスを披露したのです。 その感動的なパフォーマンスは視聴者や審査員たちから絶賛され、あらためてふたりの強い絆がクローズアップされた夜となりました。
From: Good Housekeeping Translation : Mayuko Akimoto