3つのお店が集まった「Meiji Park Market」(明治公園)。パン飲み、アイス、チキンサンド、いろんな魅力を大満喫!
3つのお店が集まった「Meiji Park Market」(明治公園)。パン飲み、アイス、チキンサンド、いろんな魅力を大満喫!
都内のみならず、全国的に増え続けているベーカリー。パンとお酒を一緒に楽しむ“パン飲み”というライフスタイルも広がりつつあります。そんな今話題のパン飲みを紹介する連載が、「パンとワインと、雪見みと」。パン好き女優として知られる女優でモデルの「雪見みと」さんと、パン飲みの名店を巡ります。第4回は、今年4月に明治公園内に誕生したフードホール「Meiji Park Market」へ。
美味しい食のワンダーランド。垣根なく楽しめるお店たち
フードホールは、中央のパブリックスペースを3つのお店が囲むスタイル。日本橋にある人気ベーカリーの2店目「Parklet(パークレット)」と、コーヒースタンド「Parklet Kiosk(パークレット キオスク)」は8:30から。バターミルクフライドチキン専門店の「Baby J's(ベビージェイズ)」は11:00からオープンし、お店の垣根なく好きな席で食事を楽しめます。「人やものが行き交う場所として、市場を表す『Market』と名付けました」と話すのは、マネージャーの廣海さん。お店は明治公園内にあり、テイクアウトしたパンやコーヒーは公園のベンチやテラス席でも味わえます。
こだわりアイスも! 初登場の「Parklet Kiosk(パークレット キオスク)」
「Parklet Kiosk」は、3店のなかで唯一、このフードホールの設立に伴って新たに生まれたお店。コーヒーには、日本橋のベーカリーでもつながりがあったロースター「Overview Coffee(オーバービューコーヒー)」の豆が使われています。メニューには、ドリンクに加えてアイスクリームもラインアップ。なかでも、「Parklet」オーナーのジャクシッチ夫妻が手掛けた『ブラック セサミ』と『ストロベリー』は特に人気が高い品です。レシピは生クリームを贅沢に使って乳脂肪分を高めつつ、さっぱりとした味わいになるよう調整。フレーバーは4~5種類あり、『バニラ』『ピスタチオ』『チョコレート』といった味も並びます。
日本橋でも大人気。絶品トーストを味わえる「Parklet(パークレット)」
「Parklet」は、「サワードウブレッド」を中心にしたベーカリー。小麦と水、塩、酵母のみで作られるシンプルなパンに具材をのせたトーストは、多くの人を虜にしています。シグネチャーメニューの『アボカドデュッカトースト』にペアリングしたのは、6月から販売が始まったカリフォルニアのワイン『BROC AQUA VINO(ブロック アクア ビーノ)』です。トーストを手で持ち、まずはひと口。「スパイスが効いていて美味しい! ナッツのカリッと感も楽しいです」とみとさん。マッシュしたアボカドは塩コショウとオリーブオイル、レモンで下味をつけたシンプルな構成ながら、いくらでも食べたくなる味わいです。「Parklet」のサワードウブレッドは皮が薄く、中の生地が多いのが特徴で、もっちりとした食感。上からかけているスパイスは自家製。クミンやアーモンド、ピスタチオなどを混ぜていて、スパイシーな風味と程よい塩味に、ザクザクッとしたナッツの食感が楽しめます。もう1品オーダーしたのは、『クランベリークリームチーズとローズマリーのトースト』。煮詰めたクランベリーソースとクリームチーズを合わせたスプレッドを贅沢に。さらにフレッシュなローズマリーがトッピングされています。パンは『アボカドデュッカトースト』と同じ生地のサワードウブレッドで、焼き方が異なるもの。型に入れて焼くことで、水分が逃げずに一層もちもちになっているのだそう。みとさんは、ワインを「ベリーの香りがすごいです。すっきりしていて、飲みやすいですね」と絶賛。「かぶりつきたいくらい美味しい」というトーストとの相性もぴったりです。