「NO」と言われ続けた過去の自分と女の子たちを救いたい。変化と戦いながら、ちゃんみなが歌う理由
ラッパー・シンガーのちゃんみなが、8月9日にシングル「NG」をリリース。「NO」と言われ続けたことへの怒りと反発、強い決意を示すこの楽曲はなぜ今、生まれたのだろうか。「NG」がテーマソングで、自身がプロデューサーを務めるガールズグループオーディション「No No Girls」(10月から日本テレビ系で放送予定)や、7月の結婚発表の反響に対する思いも話してくれた。 【画像】第一子妊娠中にサマソニ出演したことでも話題を呼んだちゃんみな
「美人」の時の気持ちはもう乗り越えてる
――新曲「NG」は、ガールズグループオーディションプロジェクト「No No Girls」のテーマソングですが、楽曲制作の出発点はどこだったんですか? ちゃんみな(以下同) テーマソングの制作を頼まれたわけではなかったんですけど、作りたいなっていう気持ちがあって。「美人」っていう楽曲を作る時に、実は10曲ぐらい作っていたんですよ。この曲はそのうちの1曲で気に入っていたので、このタイミングで改めて、トラックは変えずに作り直しましたね。 ――当時から歌詞もできていたんですか? その時は「Sick sick sick」から「女が死ぬ」までのブロックは作っていたので、ここだけはそのまま使って、ほかの歌詞は今回、書きました。 ――「美人」の時に作っていた曲だったということですが、この「NG」は「美人」からさらに進んで、「NO」と言ってきた奴らをもう相手にしていない感じさえありますよね。その怒りをパワーに変えて、自分たちは違う世界で輝くんだという宣言にも受け取りました。 そうですね。「美人」の時の気持ちはもう全然、乗り越えてると思います。 ――「No No Girls」は秋に放送予定ですが、このオーディションを今、プロデュースするに至った最大の理由はなんだったのでしょうか? SKY-HIのゴリ推しです(笑)。前からガールズオーディションをやりたいという話はしていたんですね。でもSKY-HIが「今、どうしてもやりたい」ということで、プロデュースさせていただくことになりました。もちろん、プロデューサーとして責任を持って、救える女の子たちを救いたいっていう気持ちでやっています。 ――声がその子の思いや抱えているものが現れるから、声を大事に見ていきたいとおっしゃっていましたよね。審査されていて、いい声の人はいますか? そうですね。いますね。
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