早稲田実業の高校通算64本塁打のスラッガー・宇野 真仁朗が走攻守で躍動!鳴門渦潮のエースも「今まで対戦した打者では一番」と脱帽
早稲田実業の高校通算64本塁打のスラッガー・宇野 真仁朗内野手(3年)は甲子園初戦の鳴門渦潮戦で5打数2安打3打点1得点の活躍だった。 【一覧】甲子園注目選手リスト 第1打席はレフトへ痛烈な安打。「レフトのチャージが甘かったので」と、外野手の動きを見逃さず、二塁へ陥れる好走塁をみせ、二塁打とした。第2打席は二死満塁のチャンスで打席が回った。 「良い投手で、セカンドの頭を越えるイメージで、センター返しを心がけた」 10球目のスライダーを逃さず、左中間を破る走者一掃の適時二塁打で3対2と逆転に成功した。この一打に鳴門渦潮のエース・岡田 力樹投手(3年)に「本当に打ち取れない打者だと思っていました。今まで対戦してきた打者で一番の打者。甘く入ってしまった」と脱帽の様子だった。 8回には3安打目となる左前安打を放ち、そしてレフトのファンブルで二塁へ。そして二塁内野安打から「三塁コーチャーが腕を回していたので」と本塁に生還する好走塁を見せた。 守備では6度の守備機会でしっかりと処理し、堅実かつスピーディな動きで投手を盛り立てた。 「甲子園のグラウンドはやや硬かったですが、守りやすかったです」 2回戦では鶴岡東と聖光学院の勝者と対戦する。 「今日の内容的には80点です。まだ荒いところはありますが、甲子園のスタートとして良い入りが出来たと思います」 上々のスタートを切った宇野は2回戦以降でも躍動したパフォーマンスを見せてくれる。