「これがXGのやり方です」――K-POPでもJ-POPでもない「X-POP」、日本人7人組が世界のZ世代に人気の理由
世界を席巻し続けるK-POPのメソッドを生かしつつも、独自の戦略でグローバルな展開を目指しているXGは、日本のエンターテインメント界にとっても大きな可能性を示唆している。さまざまな問題が起こり、停滞を余儀なくされている日本のエンタメ界において、彼女たちは“ここから何かが変わるかもしれない”と思わせてくれる存在だ。自分自身を肯定し、個性を生かしながら、仲間と一緒に夢に向かって突き進む――。そう、未来への明るい希望を感じさせてくれることも、XGが急速にブレイクしている理由なのだろう。 「夢や目標はいっぱいあります。まずはワールドツアー。あとはアメリカのビルボードで1位を取ること、コーチェラ・フェスのステージに立つこと。将来的にはグラミー賞やスーパーボウル(ハーフタイムショー)でパフォーマンスしたいと思っています。“Xtraordinary Girls”として、常識にも枠にもとらわれない新しいエンターテインメントをお届けしたいですね」(JURIN) 「ALPHAZ(ファンの総称)の存在も、もちろん大きいです。みなさんに最高のXGを見せたいという気持ちがモチベーションになっているので」(CHISA)
XG(エックスジー) JURIN、CHISA、HINATA、HARVEY、JURIA、MAYA、COCONAからなる7人組HIPHOP/R&Bガールズグループ。グループ名である「XG」は「Xtraordinary Girls」を表し、常識にとらわれない規格外なスタイルの音楽やパフォーマンスを通じて、世界中のさまざまな境遇の人たちをエンパワーしていく。グローバルエンタテインメントプロダクション「XGALX」から2022年3月に1stシングル「Tippy Toes」でデビューした初のアーティストであり、2023年9月27日に初となるMini Album『NEW DNA』をリリースした。