「これがXGのやり方です」――K-POPでもJ-POPでもない「X-POP」、日本人7人組が世界のZ世代に人気の理由
さらに、グループ内のコミュニケーションを取るために、週1のペースでメンバーだけのミーティングも。お互いに何でも報告し合うこの場を、彼女たちは“宇宙会議”と名づけているという。 「今も一緒に生活しているので、まずは“足りないものはない?”みたいな業務連絡。その後はフリートークで、そのときに思っていることを何でも話し合います。意見がぶつかることもあるけど、話し合いから逃げず、向き合って解決するようにしていますね。宇宙会議の由来は、もともと宇宙とか宇宙人が好きなんですよ(笑)。宇宙は無限だし、XGっぽいよねって」(JURIN) 「宇宙会議ではどんなことでも話せるんです。お互いの個性をしっかり認めながら、グループとして団結できるのもXGの強みだなと思いますね」(MAYA)
XGが示唆する日本エンタメ界の可能性
1stミニアルバム『NEW DNA』にも、XGの音楽的スタイルとメンバーの強い意思が込められている。根底にあるのは、常識や枠にとらわれず、新しい遺伝子を生み出したいというメッセージだ。 「『GRL GVNG』には〈限界はない、私たちにできないことはない〉というリリックがあって、歌っていると自信をもらえますね。『NEW DANCE』は私たちがファッション、音楽を楽しんでいることが伝えられる曲です」(HINATA) 「『NEW DANCE』の〈We just wanna dance all night〉も、本当に音楽とダンスが大好きな私たちの姿を表現できている歌詞だなって思います」(JURIA) 「『TGIF』の〈When I’m with my ladies Oh the party don’t stop〉という歌詞も好きです。〈私たちと一緒にいれば、パーティーは終わらない〉と歌ってるんですけど、この7人でいるときはいつも楽しいし、“エンジョイ・ザ・モーメント(その瞬間を楽しむ)”を大事にしているので」(MAYA) 「『TGIF』の〈And we don’t need no fire /Cause we already hot〉も大好き。“私たちはずっと熱いから、火なんか必要ない!”という意味なんですけど、XGらしいなと思います」(HARVEY)