「ファン・ダイクの後継者」今夏補強ゼロのリバプール、獲得1号は絶対的中軸DFの後釜か「最高の時期はまだこれからだが…」
今夏新たな選手を獲得することなく、シーズン開幕戦を迎えたリバプール。移籍市場の閉幕も迫る中で、絶対的な中軸選手の後釜と目されているスポルティングCPに所属するポルトガル代表DFゴンサロ・イナシオの獲得を検討しているようだ。英メディア『CAUGHTOFFSIDE』が現地時間21日に報じている。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ リバプールが獲得に関心を示していると報じられたのが、スポルティングCPに所属するDFゴンサロ・イナシオだ。同選手は弱冠22歳ながらポルトガルの名門クラブで、昨季リーグ戦32試合に出場。最終ラインを支えるCBとして活躍を続け、今夏開催されたUEFAユーロ2024にもポルトガル代表として試合に出場していた。 同メディアは、「リバプールはイナシオの移籍に前向きであり、才能あるポルトガル代表の若手をアンフィールドに連れてくるための具体的な取り組みが始まる可能性がある」と、今後一気に獲得に向けて動く可能性が高いことを指摘。その理由として、リバプールDFジョー・ゴメスの獲得にアストン・ヴィラやニューカッスル・ユナイテッドなどが関心を示していることを挙げていた。 この報道を受けて英メディア『Four Four Two』は、「リバプールはフィルジル・ファン・ダイクの後継者に具体的なアプローチ」と題して、「ファン・ダイクは契約最終年を迎えている。22歳のイナシオにとって、最高の時期はまだこれからだが、すでにクラブと代表で175試合以上出場しており、ボールを扱うディフェンダーとして、すぐにでもリバプールで活躍できる能力は十分にある」と、現在クラブで活躍する絶対的な主軸のファン・ダイクの後釜として、そして新監督の求めるスキルを持っていることから獲得にふさわしい選手であることを強調。 さらに、「スポルティングの財務モデルは、定期的に選手を売却することになっているため、イナシオを獲得することは可能だろう」と、獲得可能性も十分あることを伝えていた。なお、同選手に関して、スポルティングは4500万ユーロ(約72億円)の移籍金を要求しているとも合わせて報じている。
フットボールチャンネル編集部