力強く前進できる年に 京都・北野天満宮にヘビ描いたジャンボ絵馬
学問の神、菅原道真(845~903)をまつる北野天満宮(京都市上京区)で5日、来年の干支(えと)である「巳(み)」が描かれたジャンボ絵馬が掲げられた。 【写真】楼門に掲げられた大絵馬の下で、蛇のポーズで記念撮影をする高校生ら=2024年12月5日午後4時25分、京都市上京区、新井義顕撮影 絵馬は幅3・3メートル、高さ2・25メートル。重さ約120キロで、神職ら約10人が、人力で楼門に掲げた。絵馬はヒノキの無垢(むく)材が使われ、釘を一本も使わない宮大工の技法をつかってつなぎ合わされている。ヘビを描いた日本画家の三輪純子さんは「新たな年に力が湧いてきて、力強く前進、成長できるよう願いを込めた」。 参拝者は「来年の干支や」と言いながら、さっそく記念写真を撮っていた。 絵馬は来年1月上旬まで掲げられる予定。(新井義顕)
朝日新聞社