奈緒「レタス頭が大切なビジュアル」、緑色染髪で役作り、「なじんでいる」の声に「胸をなで下ろしています」
女優の奈緒、俳優の松田龍平が10日、東京・渋谷のNHKで行われたダブル主演する同局系「ドラマ10『東京サラダボウル』」(来年1月7日スタート、火曜・後10時)の第1話完成試写会に出席した。 「クロサギ」などで知られる漫画家・黒丸氏の「東京サラダボウル―国際捜査事件簿―」が原作。ミドリ髪の警察官・鴻田(奈緒)と、中国語通訳人・有木野(松田)が失踪した観光客の捜索をきっかけに知り合い、各国の食を共に食べるうちに“胃の合う”絶妙なコンビへと変化していく。 奈緒は「原作を読んでいて、見ていた画(え)に色が付いていて、すごく格好いい第1話になったと思います。楽しんで頂けたらうれしいです」とあいさつ。役作りのため、髪色を緑に染めたが「『東京サラダボウル』の原作で、レタス頭が鴻田さんのパーソナルにかかわってくる大切なビジュアルの一つだった。レタス頭をどういう色にするか、検証を重ねてこの色にたどり着きました」と説明。「結構、いいんじゃないかな~。緑っていうと、挑戦的なカラーになるかなと思っていたけど、思いのほか、『緑がなじんでいる』というお声を頂いていて、ホッと胸をなで下ろしています」と話した。 各話ごとに「いろいろな国の方たちとご一緒して、その国に焦点を当てたような回が重ねられていく」という。「毎回、知らないことを知れるのは、この作品の魅力かなって思います。1つ知ったことで、明日の自分が、今日の自分よりも半歩でも優しい方向に進めたんじゃないかなと思いました。このドラマを見ていただくことで、優しい明日につながれば」と願った。
報知新聞社