MLB通算555本M・ラミレスのNPB希望にも冷ややか反応
NPBでの現役最長プレーヤーは、千葉ロッテの井口資仁の42歳。メジャーではイチローが43歳でプレーしている。そう考えると44歳という年齢は、プレーの中身さえ素晴らしいならば障害にはならないのだが、NPBの各球団の現時点での評価は、冷ややかなもの。ただ前述の編成担当の球団者も含めて、数球団は現状の能力のチェックのために、一応、担当者を派遣することにはなりそう。 セ・リーグの球団の幹部も、「四国の独立リーグにはドラフト候補生が毎年出てくるので定期的にプロ、アマのスカウトがチェックに出ている。その一環で当然、ラミレスを見ることになるだろうが、獲得候補リストには入ってこないだろうね」と、冷ややかな反応だった。 ただ、今後、驚愕させるような実力の健在ぶりをアピールすれば、それらの評価を一変させる可能性はゼロではない。ペナントレースが始まって、よほど戦力に困るチームが出てくれば、話題性という付加価値も含めて獲得検討されるケースもなきにしもあらずだろうが……。あのラミレスを見たいなら、まずは四国に足を運ぶしか手段はないのかもしれない。