“古巣”レアル・マドリード戦フル出場のソシエダMF久保建英に現地紙は「クルトワが守るゴールに危険をもたらした」
14日に行われたラ・リーガ第5節レアル・マドリード戦に先発出場したレアル・ソシエダのMF久保建英を現地紙が評価した。 【ハイライト】古巣対戦となったMF久保建英 “古巣対戦”となるレアル・マドリード戦に先発出場した久保建英。試合開始早々から右サイドで仕掛けてFKを獲得した他、25分に敵陣でのパスカットからポストを強襲したMFルカ・スチッチのシュートを演出すると、39分にはエリア内でこぼれ球にいち早く反応し、左足を振り抜くなど、“白い巨人”を脅かすプレーを見せた。しかし、チームとして3本も枠に嫌われた一方で、PK2本を献上。本拠地『アノエタ』で0-2で敗れ、リーグ戦3試合未勝利となっている。 そんな久保に対して、スペイン紙『エル・デスマルケ』は評価点『6』を付けた。チーム内5番目と平均的なものとなったが、「火花を散らすシーンは少なかったが、レアル・ソシエダが攻撃に集中していた前半は、(ティボー・)クルトワが守るゴールに危険をもたらすことに成功した」と要所要所で怖さを発揮していたと綴っている。 一方で、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』は“電撃的”と題して、「元所属チームに対して、この日本人は良いバージョンのプレーを見せた。古巣戦ということがモチベーションになり、その意欲に突き動かされた彼は、何度も何度も(フェルラン・)メンディのところを狙った。サイドでも中央でもチャンスを生み出し、マドリーを苦しめていた。アシストを逃している」と賛辞を送っている。 次節はミッドウィーク開催となり、レアル・ソシエダはFW浅野拓磨が所属するマジョルカと17日に対戦する。
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