柏崎刈羽原発6号機 来年6月にも原子炉に燃料装填へ 稲垣武之所長「再稼働の具体的な時期については未定」
新潟放送
東京電力は再稼働を目指す柏崎刈羽原発6号機について、来年=2025年6月にも原子炉に核燃料を入れ、動作確認を行うと発表しました。 【写真を見る】柏崎刈羽原発6号機 来年6月にも原子炉に燃料装填へ 稲垣武之所長「再稼働の具体的な時期については未定」 東京電力によりますと、柏崎刈羽原発6号機の原子炉に核燃料を入れる『燃料装填』は、再稼働前に必要な動作確認の一環で2025年6月10日に行う予定だということです。安全対策工事の完了に見通しがたったことが理由で、28日午後、原子力規制委員会に申請します。 一方、7号機については今年4月に燃料装填を終えていて、「再稼働に向けた技術的な準備は整った」としています。 柏崎刈羽原発 稲垣武之所長 「東日本全体における電力供給の安定化に、6号・7号一体となって貢献してまいりたい」 再稼働をめぐり“地元の同意”が焦点となる中、柏崎刈羽原発の稲垣武之所長は、「県域全体での理解はまだ十分ではない」と述べ、再稼働の具体的な時期については「未定」としています。
新潟放送