巨人・西舘 テーマは「回」 今季から転向「先発で1年間、回って100イニング」「回復」
2年目の今季は救援から先発に転向する巨人・西舘がテーマを「回」に設定。リーグ連覇と日本一奪回のために身を削る覚悟を持つ右腕は「先発で1年間、回って100イニング」と目標を掲げた。 「回る」だけでなく「回復」も大事にする。昨季は主に救援で28試合(先発1)に登板して1勝3敗1セーブ、防御率3.82。新人ではプロ野球史上初となる開幕から10試合連続ホールドを記録するなどシーズン前半は存在感を見せた。だが、後半に失速し「シーズンを通して結果を出し続ける難しさを感じた」と振り返る。1軍を多く経験したからこそ実感したのは休養の重要さで「故障しないのが一番。どれだけリカバリーができるかというのが1年間投げる上で大事」と強調した。