【朝日杯FS】武豊は不完全燃焼「こんな馬じゃない」アルテヴェローチェ〝2つの敗因〟
[GⅠ朝日杯フューチュリティステークス=2024年12月15日(日曜)2歳、京都競馬場・芝外1600メートル] 武豊騎乗で1番人気のアルテヴェローチェは追い上げ届かず5着。キャリア3戦目で初の黒星を喫した。 「あまりスムーズなレースができなかった」とは引き揚げてきた鞍上の第一声。道中で外から押し込められ、ポジションを下げるロスがあり4角での位置取りは13番手。スローペースに加え、今週からのDコース替わりで前も止まらず、掲示板確保が精一杯のレースとなった。 不向きな展開を考えれば一定の力は見せたとも言えるが、「きょうは最後もそんなに伸びなかった。こんな馬じゃない」と鞍上。初のGⅠはほろ苦い結果に終わったものの、力を出し切っての負けでないことは確か。次なるステージで巻き返しを期待したい。
東スポ競馬編集部