国家公務員総合職の合格者、最多は東大…国立大が6割超
人事院が2024年5月28日に発表した2024年度国家公務員採用総合職試験(春)の合格状況によると、もっとも多く合格者を出した大学は「東京大学」189人、ついで「京都大学」120人であった。合格者の65.2%を国立大学が占めた。 【画像】国公私立別合格者数
国家公務員採用総合職試験は、春と秋の2回あり、春に院卒者試験と大卒程度試験(教養区分を除く)、秋に大卒程度試験(教養区分)を実施。2024年春に実施した試験の合格者を5月28日に発表した。
人事院が発表した総合職試験(院卒者試験・大卒程度試験)合格者の出身学校状況によると、国立大学1,273人(65.2%)、公立大学74人(3.8%)、私立大学585人(30.0%)、そのほか外国の大学や短大・高専など21人(1.1%)。合格者の出身学校数は、全体で178校だった。
出身大学別の合格者数をみると、「東京大学」189人がもっとも多く、「京都大学」120人、「立命館大学」84人、「東北大学」73人、「早稲田大学」72人、「千葉大学」63人、「大阪大学」「北海道大学」58人と続いた。10人以上の合格者を出した大学は41校にのぼった。
◆2024年度国家公務員採用総合職試験(院卒者試験・大卒程度試験)出身大学別合格者数(上位10位)1位「東京大学」189人2位「京都大学」120人3位「立命館大学」84人4位「東北大学」73人5位「早稲田大学」72人6位「千葉大学」63人7位「大阪大学」58人7位「北海道大学」58人9位「広島大学」55人10位「慶應義塾大学」51人
リセマム 奥山直美