【ガーデニング】新年に選ばれる縁起物「ハボタン」 育て方や華やかなおすすめの新種5つ
日本では昔からお正月の定番花とされるハボタン。紅白の大きなハボタンの鉢植えが家の前に並び、年末年始の風物詩となっています。 【写真9枚】すべてハボタン! 寄せ植えの組み合わせや見た目に多様性がある新種を見る 近年は品種改良による進化がめざましく、以前よりひと回り小さめのハボタンが人気上昇中。 今回はハボタンの魅力や育て方、人気の新種を参考価格とともに紹介します。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
ハボタンとは?
・アブラナ科アブラナ属 ・二年草、多年草 ・原産地:ヨーロッパ ・参考価格:200~400円前後(ポット苗) ハボタンはもともと食用としてヨーロッパから伝来し、日本で園芸品種として改良されました。 耐寒性が強いことから、花が少ない冬季に利用できる植物として活躍。 紅白の葉色がおめでたい色合いとされ、門松などお正月に飾る花として親しまれています。
ハボタンの魅力
●葉色や葉姿が豊富 ハボタンは花ではなく葉の美しさを鑑賞する植物。 キャベツのような丸葉系、縮れ葉のちりめん系、深い切れ込みが入った切れ葉系に大きく別れ、葉色は白や赤、ピンクなど。 近年では品種改良でグラデーションが美しい混合色やダークな黒褐色など色彩が豊富になってきました。 ●花のようなフォルム 葉が幾重にもなり美しく色づく様子は、まるで花のような美しさ。 ボタンやバラに劣らない豪華さで花壇を華やかな雰囲気に演出します。 どっしりとした重厚なフォルムから、茎を枝分かれしながら高く伸ばして複数の花を咲かせる株立ちまで多種多様です。
寄せ植えに最適
ハボタンはゆっくりしたペースで成長するので、観賞期はほとんど型崩れしません。 小ぶりの品種を選べば寄せ植えにも利用可能。さまざまな葉色や葉の形を組み合わせて、ハボタンだけで作った寄せ植えもオシャレです。 ひとつのボットに多種類の種をまいて、すでにミックスの寄せ植えになった苗も販売されています。 ●寒さに強くローメンテナンス 耐寒性が強いので真冬の寒さの中でも元気に育ちます。 霜や雪に当たっても枯れることはありません。 冬の間は葉を食べる害虫被害も少ないため、ほとんど手をかけなくても大丈夫です。