今夏に鹿島を退団し、マインツに移籍

開幕からここまで147回のデュエル勝利数を誇る佐野。（C）Getty Images

　佐野海舟が所属するマインツは現地12月８日、ブンデスリーガの第13節でヴォルフスブルクと敵地で対戦。３度のリードを追いつかれて、最終的には３－４の敗戦を喫した。 【画像】三笘薫、鎌田大地ら海外組がジャカルタに到着！私服で登場した日本代表戦士！ 　４－２－３－１のダブルボランチの一角で先発し、フル出場した佐野は試合後、『ABEMA』のインタビューで以下のようにゲームを振り返った。 「リードを保っている時の試合の運び方だったり、失点も自分たちではどうにかできたと思います。１週間かけて修正して次に進んでいくしかないです」 　今夏に鹿島アントラーズを退団してマインツへ移籍した佐野は、加入直後に指揮官の信頼を勝ち取り、すぐさまレギュラーに定着。開幕からブンデス全試合にスタメン出場している。また、自身の持ち味である球際の強さも存分に発揮しており、デュエル勝利数はここまで147回を記録しており、ブンデス４位の数字だ。 　そんな日本人MFは、ハイパフォーマンスを続けられている要因を訊かれると、「トレーニングから全力でやっていますし、それを求められています。練習でやっていることがすべて試合に出るので、どんどんチャレンジすることで、ボールを奪えたりというところに繋がっています」と分析する。 　続けて「奪ってからどうするかというところが次の課題だと思うので、そこからどう繋げるかにフォーカスしていきたいです」とさらなる成長を誓った。 　ドイツの地で躍動する23歳がどこまで進化するのか楽しみだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部