子どもが軽い風邪をひいたとき、薬局で薬を買っています。病院で処方してもらうのと比較してどれくらいかかっているのでしょうか。
子どもが風邪をひいた時病院で薬をもらいたいと思っても、他の感染症が気になってなかなか行けないという方もいるでしょう。 実際に、インフルエンザをはじめとしたさまざまな感染症が流行している場合ちょっとした風邪で病院に行きさらに悪化してしまうのではと考えてしまうのも無理はありません。 しかし、市販薬を購入する場合に気になるのが薬の値段です。本記事では子どもが風邪をひいた時の薬代について比較します。薬代はもちろん、医療機関を利用するメリットとデメリットを把握した上での判断がおすすめです。
子どもの医療費は無料?
自治体によっては子どもの医療費が「中学校を卒業するまで」など、無料になっているところが見られます。 本来であれば医療費は2割ないしは3割の負担が求められますが、市町村が子育ての応援として補助を行い、保護者の自己負担がなくなっている状態です。そのため「タダで医療を受けられる」というのではなく保険料から子どもの医療費が無料になっているという考え方が大切です。 ◆薬局で薬を受け取ると支払いがない 子どもの病院代がかからないことと合わせて薬を受け取る際も無料で受け取れるケースがほとんどです。一般的な風邪薬であれば受診して処方箋を持参すると薬局で無料で受け取れるため「ドラッグストアで購入するよりもお得」と感じるでしょう。 ◆ドラッグストアで風邪薬を購入すると? ドラッグストアで販売される風邪薬はさまざまで、大人向けのものを子どもの量目で服用したり子ども向けで甘く飲みやすいものがあったりします。多くの医薬品メーカーから薬が販売されていますがおおよその価格は下記の通りです。 ・A社のシロップタイプ風邪薬:650円程度 ・B社の顆粒タイプ:700円程度 ・C社の解熱剤(座薬タイプ):560円程度 いずれも1000円以下で購入できるものの、無料でもらえる場合と比較してお金がかかることには変わりません。そのため、できる限り薬代を抑えたいのであれば病院にかかり医師の診察を受けた上で適切な薬を処方してもらう必要があるでしょう。