子どもが軽い風邪をひいたとき、薬局で薬を買っています。病院で処方してもらうのと比較してどれくらいかかっているのでしょうか。
病院に行くメリットデメリット
ここでは子どもが軽い風邪をひいた時に病院に行くメリットのデメリットを紹介します。 ◆病院に行くメリット 軽い風邪で病院に行くと、症状が悪化する前に診察を受けて対処可能です。例えば、最初に鼻水や咳が出ており、その後夜になり症状が悪化したり発熱につながったりする可能性もあります。 しかし、病院に行ってある程度症状を伝えることで、医師から経過の見通しを教えてもらえたり不安な点を解消したり、早めの回復を目指せるでしょう。 ◆病院に行くメリット 病院に行くデメリットは他の感染症をもらう、また具合の悪い子どもを連れて出掛けるリスクがあるという点です。軽い風邪の場合、自宅で療養して治るケースもあります。 一方で病院に連れて行きそこで新たな病気をもらったり、連れ出したことで症状が悪化する可能性もあります。風邪の初期段階であればゆっくり休むほうが良いかもしれません。 ◆受診すべきか悩んだら相談する方法も検討しよう もしも子どもの症状で受診すべきか悩んだ時は、相談機関の利用がおすすめです。「子ども医療電話相談」は「#8000」の電話番号に連絡すると、お住まいの自治体の相談窓口に転送され、医師や看護師からアドバイスが受けられます。 休日は夜間など受診をためらうタイミングでの利用がおすすめです。また、日本小児科学会が運営する「子どもの救急」というホームページで情報収集もよいでしょう。
病院の受診は見極めが大切
子どもが風邪をひき辛そうにしていると「早くどうにかしてあげたい」と考えてしまいます。しかし、風邪が流行しているシーズンや近くで感染症が発生している場合は一度症状を確認した上で受診すべきかどうかを判断しましょう。 もしも判断が難しい場合は、各種相談機関の利用がおすすめです。不安な点は1人で抱え込まず相談し、子どもの回復を目指しましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部