23歳守護神ジョイス、今季MLB最速&右腕史上最速169.8キロ エンゼルスは9年連続の勝率5割以下確定
● エンゼルス 2-6 ドジャース ○ <現地時間9月3日 エンゼル・スタジアム> ロサンゼルス・エンゼルスがドジャースとの「フリーウェイ・シリーズ」初戦に逆転負け。4番手としてリリーフ登板したベン・ジョイス投手(23)が今季MLB最速となる球速105.5マイル(約169.8キロ)を計測した。 ジョイスは2対2の同点で迎えた9回表に登板。先頭打者ヘルナンデスを103マイル(約165.8キロ)のフォーシームで右飛に打ち取ると、続くスミスは100マイル超えのフォーシームを4球続けて空振り三振。そして6番エドマンに対し、スライダー2球で追い込むと、最後は内角低め105.5マイルのフォーシームで空振り三振。剛球でドジャース打線をねじ伏せた。 今季2年目のジョイスは、8月3日のメッツ戦で当時の今季最速となる104.7マイル(約168.5キロ)を計測。その後、チャプマン(パイレーツ)が105.1マイル(約169.1キロ)で更新するも、この試合で再び最速記録を奪還。チャプマンが過去に計測した105.8マイル(約170.3キロ)、105.7マイル(約170.1キロ)に次ぐ歴代3位、右腕としては史上最速の投球となった。 なお、エンゼルスは延長タイブレークの末に敗れ、9シーズン連続の勝率5割以下が確定。ここまで138試合を消化して57勝81敗の借金24。アメリカン・リーグ西地区の最下位に沈み、ホワイトソックスに次ぐリーグワースト2位の勝率.413と低迷している。
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