2020年以来、4年ぶりのキャンプ視察。小久保裕紀新監督が率いるソフトバンク、浮上のカギは山川穂高【伊原春樹の野球の真髄】
キャンプで快音を飛ばす山川[写真=湯浅芳昭]
やはり2月に“球音”を聞くのはいいものだ。この2月、2020年以来、4年ぶりにキャンプ視察へ訪れた。新型コロナ禍の間はテレビの前でキャンプ中継を見るだけにとどめていたが、現地で選手の動きを見ていると体がうずいてくる。やはり、私も根っからの野球人であるのだろう。首脳陣、選手の声に耳を傾けると、いろいろな発見もある。自然と野球熱が高ぶってくる気分だ。 宮崎、沖縄と多くの球団へ足を運んだが、いの一番に訪れたのはソフトバンクだった。宮崎市の生目の杜運動公園で行われているA組、B組のキャンプ。小久保裕紀新監督の下、活気あふれる練習を行っていた。 工藤公康監督のラストイヤーは・・・
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週刊ベースボール