【速報 ツール・ド・フランス2024】ガリビエでポガチャルがライバルたちに総合タイム差45秒をつけ総合首位へ/第4ステージ
ピネローロからヴァロワールまで139.6km、2級山岳2つと超級ガリビエを上って下る山岳ステージ。0kmファーストアタックはヴィクトル・カンペナールツロット・デスティニー)、後ろにはワウト・ファンアールト(ヴィスマ・リースアバイク)がついている。逃げに乗りたい選手と18.9km地点に設置されている中間スプリントポイント狙いの選手が激しくプッシュしている。マッズ・ピーダスン(リドル・トレック)の抜け出しに追いついた6人の先頭グループは中間スプリントポイント手前で吸収されたが、先頭通過の20ポイントはピーダスンが獲得している。 【ハイライト】ツール・ド・フランス 第4ステージ|Cycle*2024
マキシム・ファンヒルス(ロット・デスティニー)とスティーブン・ウィリアムズ(イスラエル・プレミアテック)が飛び出したので集団が活性化、ゆるく上り続ける2級セストリエールでスプリンター勢はグルペットを形成、前方ではアレクセイ・ルツェンコ(アスタナカザクスタン チーム)がペースを上げ、山岳賞ジャージ繰り下げ着用のヴァランタン・マドゥアス、ダヴィド・ゴデュ、ロマン・グレゴワールとグルパマ・FDJが3人、 ジュリアン・ベルナール(リドル・トレック)、ブリュノ・アルミライユ(デカトロン・AG2Rラモンディアル)、マチュー・ビュルゴドー(トタルエネルジー)、ワレン・バルギル(dsmフィルメニッヒ・ポストNL)など7人のフランス人が含まれた17人の先頭グループがレースを牽引。
2級山岳2つはウィリアムズが先頭通過、超級ガリビエには2分50秒のマージンを持って上り始める、クリストファー・ユールイェンセン(ジェイコ・アルウラー)、トビアス・ヨハンネセン(ウノエックスモビリティ)、オイエル・ラスカノ(モビスター)、ゴデュがペースアップ、ついていけなかったメンバーはUAEチームエミレーツが牽引するメイン集団に吸収されていった。
ティム・ウェレンス、マルク・ソレル、パヴェル・シヴァコフ(ともにUAEチームエミレーツ)の牽引で上り、勾配のきつくなった山頂まで7.3km地点で単独先頭のラスカノを吸収、集団の後方ではサイモン・イェーツ(サイモン・イェーツ)が遅れ、トーマス・ピドコック(イネオス・グレナディアーズ)も遅れ、ギヨーム・マルタン(コフィディス)はすでにいない。
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