「不信感があったから男性は店をやめる判断をした」知人が証言 容疑者の男と男性の間で飲食店の開業めぐりトラブルか 両足を縛られ遺体で見つかる
開業予定の飲食店をめぐりトラブルか。MBSの取材に知人が証言しました。 12月2日に送検された飲食店経営・中村僚希容疑者(26)ら男3人は、10月26日夜、大阪市中央区島之内の路上でアルバイトの男性(26)を車で連れ去り、監禁した疑いがもたれています。 男性がアルバイトを終えて別のバイト先に向かう途中、車2台で近づいてきた3人に取り囲まれて車に乗せられる様子が防犯カメラに映っていたということです。その後、男性は11月9日になって大阪府貝塚市の港で両足をテープで縛られた状態で殺害されているのが見つかりました。男性と中村容疑者、2人の接点とは…? 捜査関係者によりますと、男性は今年8月、中村容疑者と共同で飲食店を開業しようとしていたということです。 (男性の知人)「(男性が)ずっと自分の店やりたいと言っていたので、(中村容疑者が)じゃあやってみるっていうので、開業することになった」 男性にとって念願だった飲食店の開業。しかし、その後、一転して開業は頓挫したといいます。 (男性の知人)「オーナー(中村容疑者)に対する不信感があったから(男性が店を)やめるっていう判断をした。2人の関係性の中では歯車が狂った部分があるんかもしれない」 警察は3人の認否を明らかにしていませんが、飲食店の開業をめぐり金銭トラブルになった可能性もあるとみて捜査しています。
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