第93回選抜高校野球 組み合わせ抽選 健大高崎VS下関国際 大会初日、選手「気持ち高まる」 /群馬
<センバツ高校野球> 23日に行われた第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の組み合わせ抽選会で、県代表の健大高崎は大会初日の第3試合で下関国際(山口)と対戦することが決まった。対戦相手が決まり、選手たちは「大会へ気持ちが高まってきた」と意気込んだ。 新型コロナウイルスの感染防止のため、組み合わせ抽選会は午後3時からオンラインで行われた。画面越しに各校の主将が「カタカナ1文字」を選び、試合日時が決まる方式。小沢周平主将は「チームのみんなで決めた」という学校名の頭文字の「ケ」を選んだ。 下関国際は1年生が主体のチームながら、昨秋の中国大会で準優勝を果たした。青柳博文監督は「投手4人の継投が得意なチーム」と分析する。 小沢主将は「どのチームが相手でも打ち勝つ野球は変わらない」と気を引き締め、目標の「日本一」に向けて「大会に参加できることに感謝し、一戦一戦勝ち上がりたい」と話した。 大会は3月19日に阪神甲子園球場で開幕する。【川地隆史】 ……………………………………………………………………………………………………… ◆下関国際 ◇18年の夏8強 1964年創立の私立校で、野球部は65年創部。甲子園には17年夏、18年にセンバツ初出場を果たし、その年の夏の甲子園で8強入りした。主戦の古賀康誠投手(1年)は変化球が持ち味。中国大会では初戦から3試合で先発を任された。打線は捕手で4番の守優雅選手(2年)や中国大会準決勝で本塁打を放った賀谷勇斗選手(1年)、山川太陽選手(2年)、仲井慎選手(1年)など打線に切れ目がない。