メタCEO、欧州AI規制を批判 スポティファイと連名で声明
【ニューヨーク共同】米IT大手メタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は23日、人工知能(AI)を巡る欧州の規制に対し「一貫性がなく断片的な規制構造は技術革新や開発者の足かせになっている」と批判した。音楽配信大手のスポティファイのダニエル・エクCEOと連名で声明を発表した。 メタは自社で開発した最新の生成AIの技術を無償で公開しているが、欧州での展開は見合わせている。欧州連合(EU)が個人情報保護の厳格化を目的に2018年に導入した一般データ保護規則(GDPR)に基づき、メタに対して個人に関するデータ使用を制限しているためだ。