動画サブスク全盛でも「Blu-rayやDVDのレンタル」がいまでも便利な5個の理由
【2】サブスク解禁されていない作品自体が意外に多い
そもそも「サブスク解禁されていない作品」自体が、2024年時点でも多いのも事実です。たとえばスタジオジブリ作品は日本国内でサブスク解禁されていませんが、レンタルならば視聴可能。ほかにも出演者の不祥事などでサブスクが解禁されていないドラマや映画、古い名作映画など、「サブスクにないけどレンタルにはある」という作品は意外に少なくありません。
【3】成人向けコンテンツの視聴
たとえばHuluやNetflixなどには、R指定されている映画やドラマは配信されていても、明らかな成人向けコンテンツは配信されていません。 つまり、いわゆる「成人向けコンテンツ」の配信に対応する動画サブスク自体が決して多くはありません。なおかつ成人向けコンテンツを取り扱うECサイトやアプリに対するクレジットカード会社からの圧力も強まっているのが、2024年時点の現状です。 一方、レンタルビデオ店専用のコーナーで新作・旧作を問わず幅広い成人向け作品を取り扱っているため、レンタルで利用可能。現金やポイント利用など、支払い方法も多数から選べます。またレンタルの場合、視聴履歴がオンライン上に残らないため、個人のプライバシーを守りつつ、興味のあるコンテンツを楽しむことができます。
【4】3D映像を楽しむならば「Blu-ray 3D」での再生が現実的
ジェームズ・キャメロン監督の「アバター」をきっかけに2010年代には一時「3D」ブームが起こり、家電量販店でも「3Dテレビ」が取り扱われる時期がありました。2024年現在は「3Dテレビ」は完全に下火と言って過言ではありませんが、当時の3Dテレビを手元に残している方は、いまでも3D映像を視聴したい機会もあるのではないでしょうか。 3D映像を楽しみたい場合、「Blu-ray 3D」での再生が最も現実的な選択肢となります。Blu-ray 3Dは、Blu-ray Discで3D映像を再生可能にするための規格で、専用のプレーヤーと3D対応テレビさえあれば、自宅で3D映像を楽しむことができます。 なお筆者が確認した限り、主要な動画サブスクでは3D映像は配信されていません。とはいえ、決してBlu-rayレンタルやDVDレンタルでの「3D映像」の取り扱いが多いわけではありませんが、Blu-ray 3Dのディスクを手元に確保し、いまや貴重な「3Dテレビ」でコンテンツを楽しむならばレンタルは有力な手段です。