今年もあと3戦 ! 女子ツアー屈指の長さを誇る『伊藤園レディスゴルフトーナメント』。前回大会の様子と注目選手を紹介!【JLPGAトーナメント観戦ガイド】
2024年の伊藤園レディスは40回目となる記念すべき大会だ。また国内女子ツアーが残り3戦ということから、シード権争いや、竹田、山下の年間女王争いなど、プレッシャーのかかる中で行われる大会。西郷真央が優勝した前回大会のプレーバックから会場へのアクセスまで、観戦に役立つ情報を紹介 !
11月8日(金)~11月10日(日)伊藤園レディスゴルフトーナメント
今年で第40回大会の伊藤園レディスがいよいよ開幕。39年前、静岡県・リバー富士カントリークラブで産声を上げた今大会。第10回大会からグレートアイランド俱楽部に舞台を移し、昨年の第39回大会は西郷真央が優勝。メルセデス・ランキング1位の竹田麗央、そして2位の山下美夢有の年間女王争いに注目が集まる。
会場:グレートアイランド倶楽部(千葉県)/18ホール、6769ヤード、パー72 賞金総額:1億円、優勝賞金:1800万円
今回のトータルヤーテージは6769ヤードとなり、これはJLPGA史上4番目の長さで、公式戦以外では今回が最長という(2024年日本女子オープンが6845ヤードで最長で、2022年日本女子オープンが2番、2023年のワールドレディスが3番)。また17番パー3では225ヤードとこれもJLPGAツアー最長。ロングヒッターが増えた昨今だが、飛距離と正確性が求められる難関コースだ。
プレーバック2023
単独首位で最終日を迎えた西郷は、5番から3連続バーディーで2位との差を広げ、3打差をつけ通算16アンダーで優勝を果たした。 表彰式前のスピーチでは「ゴルフを辞めたいと思った時期もありました。でもその時に、友人だったりコーチだったり家族の支えがあったお陰で続けて来れました。しかも地元の千葉県のファンの前で勝てたのは、ほんとに嬉しかった」と西郷真央が1年半ぶりの優勝で幕を閉じた。
年間女王争い真っ只中の竹田と山下、今季限りで競技活を動休止発表した上田桃子
竹田麗央 スタッツ メルセデス・ランキング:1位/飛距離:262Y(1位)/パーオン率:77.5%(1位) 本人コメント 「ここまでは凄くあっという間でした。初優勝できてメジャーの試合でも優勝できたので、凄く濃い1年だったと思います。今年は残り3試合となりましたが、3試合ともベストを尽くして優勝争いできたらなと思う。最後までしっかり自分のプレーをして、良い成績で終われるように頑張りたいです」