再送ロシア国営メディアに大規模サイバー攻撃、ウクライナ実施を示唆
(1段落目の重複部分を削除して再送します) [モスクワ 7日 ロイター] - ロシア大統領府のぺスコフ報道官は7日、全ロシア国営テレビ・ラジオ放送会社(VGTRK)が「前例のない」サイバー攻撃を受けたと明らかにした。ウクライナ政府筋は、ウクライナのハッカーが攻撃を実施したとしている。 ウクライナ政府筋は、7日がプーチン大統領の72歳の誕生日であることを指摘した上で、「ウクライナのハッカーがVGTRKに対する大規模な攻撃を行い、プーチン大統領の誕生日を『祝福』した」と述べた。 ロイターはこの件に関して独自に確認できていない。 VGTRKはロシアの主要な国営テレビチャンネルと多数の地方チャンネル、ラジオ局を所有・運営している。声明で同社のオンラインサービスが昨夜サイバー攻撃を受けたが、ラジオとテレビの放送は通常通り機能していると説明した。 ペスコフ氏は記者団に、「最大級の国営メディアのデジタルインフラが、ハッカーによる前例のない攻撃に直面した」とし、VGTRKは攻撃の影響を克服するために取り組んでいると述べた。 「この攻撃を計画した者たちが残した痕跡がどこにつながっているかを理解するために、専門家らはあらゆる状況の解明に取り組んでいる」と語った。