新戦力が着けた背番号から力量と未来を占う! 昔の巨人には先人の背中から技を盗む伝統があった【堀内恒夫の悪太郎の遺言状】
51番を着けた浅野の重圧 萩尾はジンクスを打破しろ!
宮本[写真]や高橋一三が背負った「21」は巨人の出世番号であり、サウスポーを象徴する番号でもある。背番号には球団の伝統が息づいている
キャンプも中盤を迎えた。そろそろ選手たちの疲れもピークを迎えるころだけど、やはり、新戦力の躍動する姿には目を奪われるね。 今年の巨人には支配下と育成も含めて、計14人の新人選手が入団した。さらに新外国人6人と他チームからベテラン2人を含む3人が移籍してきた。 どの選手もユニフォームの背中に新たな背番号を背負って、第一歩を印している。 特に新人選手が着けることになった新たな背番号を見ながら、「この選手はどの程度の力があって、どのくらいの活躍ができるだろうか」などと夢を膨らませてしまう。 今回も前回に続いて、堀内が紡ぐ「巨人軍背番号物語」を書き記してみたいと思うんだけどね。 どの球団でも、若い選手が入って来ると最初は大きな数字の背番号を背負わせる。それが段々と力をつけて実績を残せるようになると、小さな数字の背番号に変わるじゃないか。だから、最初に着けていた背番号は通過点みたいなもので、いつの間にか出世番号に変わってしまうこともあるからね。 昨年のドラフト会議で・・・
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週刊ベースボール