松山ケンイチ、朝ドラ多忙でトマト不作「畑仕事もっとやりたかった」と後悔
東京・立川の風呂無し6畳アパートでふたり暮らしをする、神の子イエスと仏の悟りを開いたブッダのゆるい日常を描く人気ギャグ漫画「聖☆おにいさん」を実写映画化した「聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団」のプレミア試写会が12月12日、都内で行われ、イエス役の松山ケンイチ、ブッタを演じる染谷将太、2018年のドラマ版に続いてメガホンをとった福田雄一監督が出席した。 【フォトギャラリー】松山ケンイチ、染谷将太らが出席したプレミアの様子 “今年の漢字”が発表されたこの日、松山と染谷はそれぞれ2024年を振り返り、自身が演じたキャラクターパネルに書き納めを披露。松山は「畑仕事もっとやりたかった」と後悔を記した。 この春夏はNHK連続テレビ小説「虎に翼」の撮影で多忙を極めたといい、「今年はスイカの収穫は断念しました。リンゴの受粉も時期を逃して」としょんぼり報告。「ロケ地と畑の行き来で、何とかトマトはできたんですけど、いろんな作業を時短してしまい、結構(品質が)しんどかった」と語り、「もっと向き合わないといけない」と農業への真摯な姿勢を見せていた。 染谷は「松山くんが送ってくれるトマトジュースが本当においしい」と絶賛。この言葉に、松山は「喜んでくれる方がいるので、撮影どころじゃない。本当、春と夏は野菜を育てたい!」と切なる願いを語っていた。 本作には松山、染谷をはじめ、豪華なキャスト陣が勢ぞろい。多くの共演者は、スケジュールの都合がつかず、賀来賢人(梵天役)、岩田剛典(ミカエル役)、白石麻衣(弁才天役)、勝地涼(帝釈天役)、佐藤二朗(戦いの仙人役)、仲野太賀(十一面観音役)、神木隆之介(ヨハネ役)、藤原竜也(ルシファー役)、窪田正孝(マーラ役)、川口春奈(女子ーズレッド役)は“等身大パネル”での登場となった。 そんなカオスな状況に、松山は「にぎやかですね」と大笑いし、藤原の等身大パネルと居並ぶと「月(ライト)もLもこんな感じ」と、過去に共演した「デスノート」トーク。染谷は「今日、初めて全員揃うと聞いていたのに……」と苦笑いし、「これだけ豪華なキャストが揃っても、チケット代は他の映画と同じ」とアピールしていた。 「聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団」は、12月20日から全国で公開。本作には、さらに山田孝之、ムロツヨシ、山本美月、桜井日奈子ら豪華キャストが集結している。