アーテルアストレア、シリウスS2週前追い切り速報/栗東トレセンニュース
前走スパーキングレディーCでダート交流重賞3勝目を挙げたアーテルアストレア(栗東・橋口慎介厩舎)。次走はシリウスステークス(9月28日・中京ダート1900m)への出走を予定しており、今朝11日はレースに向けた2週前追い切りを行っている。 【写真】アーテルアストレアのこれまでの軌跡 朝一番のCWで菱田裕二騎手が騎乗。正面から先にショーモンが入り、その2馬身後をアーテルアストレアが続いていく。1コーナーへ向かう時に少し差がひらいて、向正面では3馬身くらい。それが加速していくにつれて、5F標識で1馬身詰めて、4F標識でもう1馬身詰めてという感じ。 4コーナーから最後の直線に向く時には内で待機しているような状態だったが、スピード乗りは上々。直線で仕掛けられると前との差が詰まって、半馬身くらいのところまでは追い詰めるが、ゴール前では盛り返されて、1馬身弱ほど遅れてのゴールだった。 時計は6F81.8~5F67.1~4F52.5~3F37.8~2F23.9~1F12.0秒。右回りの併せ馬で遅れることは決して珍しくないし、追い切りの強度としては、強めよりはソフトな感じ。ゴールを過ぎてからの手応えにも余裕があり、順調に追い切りをこなせたという評価でよいだろう。 (取材・文:井内利彰)