メンバー発表間近! 日本代表に推薦したい絶好調の選手(3)いま日本一のパサー!? 世界に認められた23歳
11月のFIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)に臨むサッカー日本代表メンバーが7日に発表される。現在グループ首位をひた走る日本代表だが、さらなるレベルアップのために新たな戦力を試すことも必要だ。そこで今回は、現在代表から遠ざかっていたり未招集の選手の中で森保ジャパンに推薦したい実力者を紹介する。※情報はすべて11月4日時点。スタッツはデータサイト『Transfermarkt 』を参照。
MF:秋山裕紀(あきやま・ひろき) 生年月日:2000年12月9日 所属クラブ:アルビレックス新潟 2024リーグ戦成績:33試合2ゴール2アシスト アルビレックス新潟所属のMF秋山裕紀は、チームの中盤を完全に支配している。 2019年に前橋育英高校から新潟へと加入した同選手は、アスルクラロ沼津や鹿児島ユナイテッドへのローン移籍を経て、2022年に復帰。同年からはレギュラーとして活躍しており、特に今季はチームの中心に成長し、J1リーグ31試合に出場している。 ダブルボランチの一角として出場する秋山は、パス精度が武器のMFだ。ポゼッションサッカーを志向する新潟で、ビルドアップからチャンスクリエイトまであらゆる場面に関与し、試合を自チームのペースにもっていくことができる。 秋山のパス能力の高さはJリーグ屈指のレベルにある。ボールを受けてからパスを出すまでの一連の動作が洗練されており、ボール保持が重要な新潟では攻撃のリズムを作るのに不可欠な存在だ。 2023年には、スイスの分析グループ『CIES Football Observatory』が選ぶパサートップ100に58位でランクイン。これは日本人トップであり、リバプールのアレクシス・マック・アリスターよりも高い順位となっている。 スタミナも秋山の魅力だ。ポゼッション時の総走行距離はリーグで2番目に高い数値を叩き出し(Jリーグ公式サイトより引用)、チームの心臓として大事なタスクを担っている。攻守に走れるパサーは現在の日本代表にあまりいないタイプであり、23歳ということを加味しても、今後秋山が代表に選出される可能性は否めない。
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