旅慣れている人の、旅のもちもの。榎本美沙 (料理家/発酵マイスター)さんの場合
PLAN 岩手県の特産品を味わう2日間。
DAY1 午前中に盛岡駅に到着。担当者と合流し、道の駅に立ち寄ってから八幡平市へ。昼食は〈焼肉FABIO〉にて。八幡平牛の焼肉や、八幡平サーモンとマッシュルームのカルパッチョなどをいただく。長年愛用している木べらの製造元、〈平岡クラフト工房〉を訪ねて生産の様子を見学。その後、〈ジオファーム八幡平〉へ。ここでは引退後の競走馬が放牧され、その馬たちのふんを堆肥の原料にした八幡平マッシュルームが作られている。プリプリとした歯ごたえで、絶品だったそう。
DAY2 わんだい高原農場 無農薬のそばを栽培する〈わんだい高原農場〉へ。そば畑や加工工場での取材を終えたら、初めてのそば打ち体験に挑戦。「収穫したての実を脱穀して作った新そばを食べさせてもらいました。今まで味わったことがないほど、香りが強くて感動」。旅のラストは、味噌と麹を使 った加工食品を製造する〈麹屋もとみや〉へ。味噌を醸造している工場におじゃまして、旨味が凝縮された味噌や麹を試食。作り手の想いやこだわりの製造方法について、じっくりと話を聞いた。
ALWAYS TOGETHER 〈BRASSYARD〉のピアスとリング 〈BRASSYARD〉のピアスとリング 真鍮の美しい風合いと有機的なフォルムに惹かれ、集めているアクセサリー。気分を上げるためにも出張時には必ず持って行く。
photo_Hikari Koki text_Riho Nawa