「朝からこれ見て泣く」 全国高校バスケ、走れない3年生がコートで過ごした最後の12秒にX感涙
ウインターカップ
バスケットボールの第77回全国高校選手権「SoftBank ウインターカップ2024」で生まれた心温まる光景が話題となっている。25日、東京体育館で行われた男子2回戦で市立船橋(千葉)が74-102で延岡学園(宮崎)に敗れた。試合残り12秒、負傷で脚を引きずる小泉孝介(3年)が出場し、「この一本のシュートに全ての想いが詰まってる」とファンの涙を誘っている。 【動画】「朝からこれ見て泣く」と涙腺崩壊 まともに走れない3年生が過ごした高校バスケ最後の12秒間 松葉づえをつき、ベンチからチームメートを鼓舞する小泉。左ひざはテーピングとサポーターでガチガチに固められている。大会1か月前に負傷。高校最後のウインターカップは万全の状態で迎えられなかった。歩くのも辛そうで、とても走れそうにない。 大差のついた試合ラスト12秒。最後に送り出された。深々と一礼してコートイン。ボールを運んだ仲間から、右コーナーでボールを受けて3ポイントシュート。ボールは惜しくもリングに弾かれ、試合終了のブザーが響き渡った。涙をこらえるように顔をしかめる小泉。歩み寄る仲間と、延岡学園の選手からも労われた。 日本バスケットボール協会の高校バスケ専門Xが実際の動画を公開。ファンからは「この一本のシュートに全ての想いが詰まってる」「みんなの心が温かすぎて涙です」「ここまで頑張ってきたのは相手も一緒だから痛いほど気持ちわかるもんな」「朝からこれ見せられて泣く」「スポーツマンシップ素晴らしい」「全員がいい人すぎて普通に泣いた」「仕事中に見るんじゃなかった」と感激した様子の声が上げられている。
THE ANSWER編集部