主砲・大山の「FA宣言」で新生・藤川阪神に暗雲…日本一奪還に向け、来季の戦い方を下柳剛が徹底解説
敵は巨人かDeNAか
阪神は来シーズンのセ・リーグを戦う上で日本一になったDeNAを中心に見るのか、リーグ優勝した巨人を中心に見るのか。個人的にはよく打つDeNAのほうが戦いづらい。フルシーズンでプレーできたことのないオースティンが、規定打席に達した途端に首位打者。これはやはり怖い。ただ、日本一になったからといって来シーズンもうまくいくとは限らない。連勝もあれば連敗もあるから。 藤川新監督の元、来季の阪神がどんな戦いをするのか。オフの補強、そしてキャンプを見ていきたい。 プロフィール 長崎県出身。1990年ダイエーにドラフト4位で入団。1996年、日本ハムへ移籍。先発・中継として活躍し、60試合以上登板が4度という鉄腕ぶりを発揮した。2003年に阪神へ移籍し、黄金期の中心ピッチャーとして9年で5度の二桁勝利。2005年には史上最年長で最多勝を獲得した。2013年の現役引退後は解説者として活躍する一方で、釣りやアウトドアなど趣味をいかした番組にも多数出演。 柳に風【下柳剛公式チャンネル】https://www.youtube.com/@yanaginikaze 【こちらも読む】『「初激白」今江敏晃前監督が電撃解任後、初めて語る楽天の「真実」』
伊藤 亮(編集兼ライター)