【全日本】青柳優馬 姑息な急所攻撃で6人タッグ王座奪取「時代がバカを求め始める」
全日本プロレスの〝陰湿男〟青柳優馬(29)が、新春の王道マットを「バカ」に染めた。 2日の後楽園ホール大会では阿部史典、佐藤光留との「バカの時代」トリオで、全日本プロレスTV認定6人タッグ王者の大森北斗&羆嵐&サイラスに挑戦。奇襲を仕掛けたサイラスにあっけなく反撃を許し、苦しい立ち上がりとなった。 何とかレフェリーの目を盗み北斗に急所攻撃を決めると、阿部とのスピーディーな連係攻撃を披露。ここまではよかったが、すっかり恐怖心を植えつけられたサイラスを視界にとらえた瞬間、即座に逃げ出す始末だ。試合中にもかかわらず、永遠と〝鬼ごっこ〟が繰り広げられた。 それでも再び北斗に急所攻撃を決め、最後はTHE FOOL(旋回式変型フィッシャーマンバスター)で3カウントを奪った。 試合後は健闘をたたえ合った北斗から仕返しの急所攻撃をくらう場面もあったが、バックステージで「俺たちバカの時代の勝利だ!」と豪語した優馬は下品な下ネタを連発した。 「全日本プロレスは今、新時代を求めているんじゃないぞ。時代がバカを求め始めるからな。お前ら、全日本プロレスがどうなっても知らねえからな」。今年も陰湿男が、王道マットをかき回す。
東スポWEB