群馬県・前橋南高校プール改修 費用の一部はクラウドファンディングで
群馬県立前橋南高校のプールの改修費用の一部をクラウドファンディングで募ることになり、水球部の生徒らが街頭で協力を呼びかけました。 9日は、前橋南高校水球部の部員らがJR前橋駅前で、今月2日から始まったクラウドファンディングへの協力を呼びかけるチラシを配布しました。 前橋南高校のプールは、完成から40年以上が経過し、水を浄化するろ過装置やコンクリートの劣化が目立つようになってきました。 群馬県では、前橋南高校のプールが来年の国スポ・関東ブロック大会で競技の会場に決まったことや、2029年の「湯けむり国スポ」でも練習拠点として活用が想定されることなどから、プールの改修を決めました。そして国スポの開催に向け、気運の醸成も図ろう、と改修費用の一部をクラウドファンディングで募ることにしました。 今回集まった資金は、塩素の自動注入器の購入に充てられ、藻の発生を防ぐなど、衛生環境の向上に役立てられるということです。 クラウドファンディングは、ウェブサイトの「CAMPFIRE」で来年2月19日まで受け付けていて、県内で行われるジュニア水泳大会への招待券や、国スポの記念グッズなどが返礼品として用意されています。