小池知事定例会見5月12日(全文1)五輪予算2000~3000億円見直し効果出せる
女性の防災人材の育成、検討会議を設置
それからもう1つございまして、女性の防災人材の育成という、これに向けました検討会議も設置をいたします。そして、災害時の女性のニーズにきめ細かく対応する。そのためには女性の声を防災活動に反映するということから、女性のリーダーというのが不可欠でございます。そこで地域防災の専門家、それから現場で活躍されている方々にお集まりいただきまして、女性リーダーの育成方法、それから地域での活動方法について、検討をいたします。こうした取り組みを通じまして、防災分野での女性の活躍を推進してまいるということでございます。こちら担当は総務局でございますので、そちらで詳細お聞きください。
海上公園ビジョンについて
次でございますが、「賑わいと自然あふれる海辺を目指して」と題します、海上公園ビジョンを初めて取りまとめましたので、そのお知らせでございます。この海上公園というのは言うまでもなく、都民の皆さんが海辺でレクリエーション、そしてスポーツが楽しめるというように、都が東京都の東京港の埋め立て地に整備してきた公園、いくつかございます。その海上公園の多くが、だいたい2020年のオリンピック・パラリンピックの会場になったり、選手村などへのエリアになるわけでございまして、これを契機として、施設のリニューアル、そして運営の充実、強化を進めていくため、その指針を設けようというものでございます。題して海上公園ビジョンということで策定をいたしました。 ポイントでございますけれども、生物多様性の保全など、自然環境面での取り組みの強化、それから臨海地域における新たな賑わいを創出するという、この2つのポイントになるわけでございます。 自然環境面での取り組みでございますが、大田区にございます、東京港野鳥公園、こちらにおきまして、鳥、それから昆虫などの多くの生き物のすみかとなる干潟を拡張いたします。それから江戸川区には、こちらですけれども、葛西海浜公園がございまして、そこはスズガモなど多くの渡り鳥が飛来するところでございます。で、ここをラムサール条約の湿地としての登録を目指すということでございまして、その登録をすることによって保全の、登録をするためにも保全の取り組みをさらに進めていくということでございます。これはぜひ進めていきたいと思います。 それから次、ああ、そうそう。2つ目のポイントでありますけれども、賑わいの創出の観点でありますけれども、〓舟旅 00:20:31〓の拠点となります桟橋の整備を行う。それからさまざまなイベントを誘致する。それから海辺の景観を楽しめるカフェなどの導入を目指してまいります。臨海地域においてこうした取り組みを着実に実施することで、都が実行プランで掲げております、スマートシティ、この実現に向けて歩みを進めていきたいと考えております。 この海上公園についてでございますけれども、これは約45年ぶりのビジョン作りということになります。やはりこの海上、この海、前にも周遊というような舟旅ですね、これを強化していくということを申し上げましたけれども、その一環として、まずビジョンを明確にしましょうということから始まっているわけでございます。