小池知事定例会見5月12日(全文1)五輪予算2000~3000億円見直し効果出せる
エンブレムバッジを都立文京盲学校生徒と都内の視覚障害者の方を対象に配布
それから次でございますけれども、ちょうど私が今、いつものオリパラバッジ、両方マグネットで付いているんですけれども、この大会エンブレムでございますが、皆さんのところにもお配りをいたしました、凹凸でこのように刻印をされておりまして、お触りになりますと視覚障害者の方も触って識別できるものとなっております。これは実は宮田文化庁長官からご提案を受けまして、そして東京都盲人福祉協会のご協力を得て作成をしたものでございます。で、来週の16日でございますが、オリンピック・パラリンピックの教育を熱心に行っておられる学校がございます。都立文京盲学校でございます。そこを私、訪問いたしまして、これを生徒の皆さんに贈呈をしたいと考えております。そのあと都内の視覚障害者の方を対象に、これ、このバッジについては配布をさせていただくこととしております。 で、視覚障害者の方もバッジを身に付けることで大会エンブレムに親しみを感じていただく、ともに皆さんそろって、オールジャパンで、そして誰もが参加をして共感を、共有できる、そういう大会にしていきたいと、このように考えております。 先ほどの2020年の経費の分担の課題、そして今のエンブレムのバッジを含めて、詳細につきましては担当局のほうから皆さま方にさらに詳しくこのあとレクさせていただきたいと考えておりますので、そこでしっかりお聞きいただければと、このように考えております。
『東京防災』女性視点の防災ブックを編集
それから3点目のご報告でございますが、こちらでございますけれども、これまで、『東京防災』ということで大変好評をいただいて、750万部お配りをしたというものでございますが、その女性版を、女性の視点から考えられるいくつかの課題、それをどのようにして対処していくかっていうのをしっかりと書き込んだ女性版のこの防災ブック、女性視点の防災ブックということを、これを編集していくという話でございます。 避難所で例えば着替えをするとか、授乳を子供さんにさせるとか、女性の観点から申し上げましても、いろいろ課題ございます。そういった点に目を向けて、よりきめ細かな災害の備えを実現するという、そのためにも防災分野でも女性の活躍を進めていくことというのは大変大切でございます。そこでその1つとして女性の発想を生かした防災のノウハウを掲載した新たな防災ブックを作成するというお知らせでございまして、その内容を検討していただく母体といたしまして、女性視点の防災ブック、編集・検討委員会を立ち上げます。 第1回は5月の17日を予定いたしております。この委員会におきましては専門家、それから雑誌の編集者ですね。子育てママの視点で防災対策に取り組んでいる方など、各分野で活躍しておられる女性の皆さんにお集まりをいただきまして、こちらでございますけれども、その内容についてご検討いただくということであります。当日、私も出席をいたしまして、新たな防災ブックに求めること、それからいつも申し上げているように、液体ミルクの備蓄、活用などについて意見交換もさせていただきたいと思います。