JR踏切内、立ち往生したごみ収集車に列車が衝突「キーッという音の後にドーン」 4時間40分運転見合わせ、14本運休 曽於市財部の日豊線
4日午前8時35分ごろ、鹿児島県曽於市財部町北俣のJR日豊線の閉山田下(とじやまだした)踏切で、都城発鹿児島中央行き普通列車(2両編成)とごみ収集車が衝突した。列車の男性運転士(23)が急停止時に足に軽傷を負った。乗客18人にけがはなく、収集車の同市の男性会社員(49)ら2人は避難し無事だった。 【写真】〈別カット〉列車(右)と衝突したごみ収集車=4日、曽於市財部町北俣のJR日豊線閉山田下踏切
曽於署とJR九州によると、収集車が踏切を横断中に遮断機が下り立ち往生。後方部に列車が衝突した。都城(都城市)-国分(霧島市)で約4時間40分運転を見合わせ、普通列車7本、特急列車7本が運休、約700人に影響した。 近くの住民は「炊事をしていたら、キーッという音がした後にドーンという大きな音がした。外に出てみたら衝突していた」と話した。
南日本新聞 | 鹿児島