アップル、iPhone 16のバッテリー交換費用を値上げ Pro系列で約20%、AppleCare+非加入者はご注意
アップルの公式ホームページによると、まもなく日本で発売となる「iPhone 16」シリーズのバッテリー交換費用が一部値上げしたことがわかった。 【画像】【料金表】盗難・紛失対応も用意されている月額制「AppleCare+ 」プラン 同社の「iPhone バッテリーの交換」ページによれば、新発売となるiPhone 16 ProおよびiPhone 16 Pro Maxのバッテリー交換費用が日本円で19,400円に設定されており、前年のiPhone 15 Proモデルと比較して約20%程度の値上げとなる。なお、この値上げは円安等の影響ではなく、世界的に同時改定が行われた。 アップルの有償サポート制度「AppleCare+」を活用すればバッテリー残量が80%未満になった場合、無償で交換が可能であるため、加入者は大きな影響を受けない一方で、未加入者は有償でのバッテリー交換となるため、長くiPhoneを使い続けたい方はあらかじめチェックしておいた方がよいかもしれない。 最近のiPhoneモデルのバッテリー交換費用は以下の通り。見てのとおり、アップルはこれまでも複数回iPhoneのバッテリー交換費用を引き上げている。過去には新発売に合わせて旧モデルも値上げした事例が存在していた。 - iPhone 16 Pro/Pro Max:19,400円 - iPhone 16 無印/Plus:15,800円 - iPhone 15 無印/Plus:15,800円 - iPhone 14 無印/Plus:15,800円 - iPhone 13 無印/Plus:14,500円 価格上昇の背景には複数の要因が考えられるが、部品コストの上昇や、新たな機構を採用することによるものと見られる。そのほか、バッテリー交換を可能にすることを義務付けるEUの新法にも対応するため、バッテリーの取り外しや交換を容易にした変更も加えられた可能性があるという。
編集部 IT/デジタル担当