【バレー】NEC川崎が今季初勝利。島村春世がリーグ通算300試合出場を達成 SV女子
バレーボールの大同生命SV.LEAGUE女子は13日、神奈川、福島、石川、岡山、大阪、福岡で計6試合を行った。 オープニングマッチで埼玉上尾に敗れたNEC川崎はホームで同一カードの第2戦を行い、第1セットをデュースの末奪うと第2セットは17-25で落とすも、第3セットから出場したベテラン山内美咲の安定感あるプレーがチームを救い、第3セット25-20、第4セット25-16で連取し、セットカウント3-1で勝利。ホームで今季初勝利を飾った。
また、この試合の後、NEC川崎は、前日の試合でリーグ通算300試合出場を達成した島村春世を会場のファンとともに祝った。島村は試合後の記者会見で「ここ2シーズン、コンディションの問題でコートに立てない時期があったが、今シーズンはコートに立ちたいという思いから初心に返って体をつくり直し、スタッフが44試合を戦い抜けるように作ってくれたプログラムに取り組んでいる。SVリーグ初代女王になるためにもコートに立って背中で引っ張る選手になりたい」と、今季全試合出場を目指す決意を語った。
13日に初戦を迎えた大阪MVは東レ滋賀にフルセット勝利。第4セットの得点を誤り、実際には24-18の状態で25-18としてセットを終了するトラブルがあったが、試合は成立していることから、会場で記録されたe-scoreに合わせて第4セットの得点を25-18とし、大阪MVの勝利とすると発表された。SVLは詳細な原因について引き続き調査を行うとしている。 同じく13日が初戦となったSAGA久光対KUROBEの1戦はホームのSAGA久光がストレートで勝利した。 14日は大阪、福岡で13日と同一カードの第2戦が行われ、群馬ではナイトゲームで群馬対Astemoの初戦が開催される。 13日の試合結果は以下の通り(左側がホームチーム)。 NEC川崎 3-1 埼玉上尾 デンソー 3-0 A山形 PFU 0-3 姫路 岡山 3-0 刈谷 大阪MV 3-2 東レ滋賀 SAGA久光 3-0 KUROBE