【RWS】ブアカーオがラジャダムナンスタジアム生誕記念のビッグマッチで中国人選手を破り、244勝をマーク
RWS ラジャダムナンスタジアム生誕記念興行 2024年12月21日(土)タイ・ラジャダムナンスタジアム 【写真】天井のスクリーンを使用したラジャダムナンスタジアムの演出が凄い ▼メインイベント キックボクシングルール 3分3R 〇ブアカーオ・バンチャメーク(タイ) 判定3-0 ×ハン・ウェンバオ(中国) 創設以来80年目を迎えたラジャダムナンスタジアムの生誕記念興行が開催された。そのメインイベントには、ムエタイのレジェンドであるブアカーオ・バンチャメーク(タイ)が2023年12月以来のラジャダムナン登場。 対戦相手のウェンバオは『武林風』の選手で、2017年9月の『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ウェルター級王座決定トーナメント~』に2016年WLF -70kg級新人王の肩書きを引っ提げて初来日。1回戦で塚越仁志に判定負けしている。その後は2021年WLF世界-70 kg級コンテンダーリーグ準優勝(優勝はオウヤン・フェン)、2023年WLF世界67kg級トーナメント優勝と実績を積んでいる。 オウヤン・フェンとは2度対戦して2度とも敗れているが、現在GLORYに参戦しているユネス・スマイリ、元ルンピニースタジアム認定スーパーウェルター級王者サイヨーク プンパンムアン、ラジャダムナン3階級制覇ジョムトーン・チュワタナから勝利を収めている。戦績は57勝14敗で現在8連勝中。 1R、ジャブを出しながら前に出るのはウェンハオ。ジャブから右ロー、左フックから左ボディ。ブアカーオは前蹴りで止めにいくが、ウェンバオは下がらずボディへパンチを見舞っていく。左ボディと右ローを徹底的に狙うウェンバオにブアカーオは左ロー、左ミドル。ややパワーに押され気味のブアカーオは前蹴りを連発して止めに行く。中盤からは左ミドル、左テンカオを使うブアカーオ。 2Rになるとウェンバオは右カーフを連発、ブアカーオもギアを上げてジャブとテンカオ。至近距離でテンカオとカーフを蹴り合う。ウェンバオは至近距離でコンビネーションパンチを繰り出していくが、ブアカーオは頭をふってかわし、左ボディと右テンカオ、左ミドルを当てていく。ウェンバオに空振りさせて右フックを打つブアカーオ。空振りが目立つウェンバオに、ブアカーオはヒザを何度も突き刺すが、得意の左フックは空振り。 3R、至近距離でパンチを出し合う両者。ブアカーオは左ミドル、テンカオ、左ボディ。ウェンバオは手数は多いが左ボディ、右カーフ以外の攻撃をかわされる。下がらないブアカーオが前へ出て行き、右ハイをヒット。さらにヒザを突き刺す。終盤はウェンバオのパンチをかわして左ミドルを蹴っていったブアカーオ。 判定3-0でブアカーオが勝利。盤石の強さで244勝目(244勝25敗14分)をあげ、ラジャダムナンスタジアム生誕記念興行に華を添えた。
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