「私に丸投げしないで!」と感じる育児のモヤモヤは?妻たちが選ぶ、負担に感じる“見えない育児”まとめ
母親1人で…という時代にあらず!「学校・園などの対応」
PTA関連の当番や役員、さらには日々の連絡帳や宿題のチェックなど……子どもを学校や保育園・幼稚園に通わせると、さまざまな親の役割が求められます。 長年日本の学校や園ではその役割を“母親”がこなすことが多くなっていましたが、現代は共働き家庭も多数。もはや父親も一緒に役割を担うべき時代といえますが、一昔前はその感覚が理解できない父親も多かったようです。 「学校の行事はすべて私が行っています。当時は共働きでしたが、子どもの体調不良で保育園、幼稚園、学校を欠席した時も私が仕事を休んでました。不公平!」(46歳/主婦) 「子どもが学校の宿題でわからない問題が出た時でも、夫は知らん顔でテレビを見ていました」(52歳/主婦) 「子どもの三者面談や授業参観、行事に関する学校関係のことです」(50歳/総務・人事・事務) 「保育園からのお知らせ類をすべて私が読んで管理している。なぜかそれが当たり前になっていて、感謝もされない」(34歳/コンピュータ関連) 「子どもが小さい時は、学校からの連絡(ケガや体調不良等)の対応が大変でした。共働きで同じような仕事をしていましたが、ほとんど私が対応していました」(58歳/総務・人事・事務) 筆者には高校生と小学生の子どもがいますが、高校生の子が小学生当時は、確かに学校関連の行事等で父親の姿はほとんど見かけませんでした。しかし現在小学生の子どもの行事では参加する父親の数もすごく増えています。時代は確実に変わりつつあるということは言っておきたいです。
母親1人で決めるのは荷が重い「教育方針について」
学校関連の「見えない育児」でありがちなのは、子どもの宿題の見守りや丸つけ、音読の宿題のチェックなど。しかし子どもの教育全般で妻には「こうなってほしい」という理想があるけれど、その理想が夫婦で共有されていない。そんなケースは多いようです。 「子どもの教育に関して協力してくれないところ。勉強の大変さを知らないので、子どもが勉強しやすい環境を整えたりしてくれない」(40歳/主婦) 「教育面で甘すぎるので、もっとしつけに協力してほしい」(44歳/デザイン関係) 「子どもの教育に関して。進路についての悩みを1人で解決しないといけないことが大変です」(48歳/主婦) 「子どもの勉強。点数が悪かったら注意してほしいのに、“頑張ったね”と言うのをやめてほしい」(43歳/主婦) このケースは夫が悪いとは一概に言えず、まずは夫婦で子どもの教育の在り方について話し合ってみるのが大切ではないかと感じました。子どもの教育に正解はありませんが、まずは夫婦の足並みをそろえたいところです。