「ジャッポーネ感動した、名勝負だ!」日本女子バレー銀メダルをイタリア実況アナ絶賛「一番驚かされたのは古賀紗理那や石川真佑ではなく…」
“メダル戦線に割り込んできた厄介な相手”
日本にとって今回のメダルは2014年ワールドグランプリ(VNLの前身)以来、実に10年ぶりだった。長い間、国際大会のメダル争いから遠ざかっており、選手のみならず、コーチ陣やスタッフ含め頂点をかけた一世一代の勝負の経験不足は否めない。 だからこそ、今回の銀メダル獲得はパリ五輪に向けた大きな自信につながるはずだ。もはや日本と戦って楽に勝てる国はどこにもない。 新女王イタリアを始めとする世界のライバル国は、VNLで準優勝した日本を“パリ五輪のメダル戦線に割り込んできた厄介な相手”だと認識し始めた。 表彰式では誰もが歓喜に沸いていた。五輪本番に向け、日本ありと示した。 この笑顔の果し状こそ、もしかするとメダル以上に日本がVNLで得た価値ある収穫ではないか。
(「バレーボールPRESS」弓削高志 = 文)
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