伝統工芸×家電 持続可能なものづくりで新製品発売【長野】
木曽の伝統工芸と家電が融合した新製品が登場しました。持続可能なものづくりを目指す新たな取り組みです。 木曽地域で400年以上の歴史を持つ伝統工芸奈良井の「曲げ物」。薄くした木曽ヒノキを特殊な技術で加工し弁当箱などが作られます。 そんな伝統工芸の技を取り入れた新製品を松本市の家電メーカー「マクセルイズミ」が発売しました。 その製品がこちら、電動毛玉取り器です。 ■マクセルイズミ・椙棟直人社長 「毛玉取り器という製品は、衣類を長く使っていただくというところが、特にサスティナブルとの相性が非常にいい製品 電動毛玉取り器は自社の主力製品のひとつです。持続可能なもの作りを目指して伝統工芸奈良井の「曲げ物」とのコラボを実現させました。 製品には伝統工芸士の資格を持つ職人の技が活かされています。 ■伝統工芸士・小島貴幸さん 「我々の伝統工芸というものが後継者不足という最大の難関がありまして、その問題を打破できるようなチャレンジをさせていただけた。飾り物として置いても絵になるようなもの(風景)を思い浮かべながら使っていただけるとうれしい」 価格は4万4000円、数量限定でオンラインのみ販売です。木目の柔らかな風合いや経年変化が楽しめ長く使い続けることができるということです。