発多ヤマトが逆転優勝、中日クラウンズの出場権獲得 16番の痛恨ボギー乗り越えた【ゴルフ中日・CBCチャレンジ】
ゴルフの三重交通グループ杯中日・CBCチャレンジ最終日(中日新聞社主催)が11日、三重県菰野町の三重CC(6571ヤード、パー72)で32人が出場して行われ、2位からスタートした発多ヤマト(25)が69で回り、通算7アンダーで優勝した。発多は来季の男子ツアー、中日クラウンズ(愛知・名古屋GC)の出場権と賞金30万円を獲得した。 最終組で回っていた発多に、前の組の誰かが8アンダーを出したらしいという情報が入ってきた。その時、発多は6アンダー。後半のインを回っていた。 「エンジンかけなきゃ」という決意とは裏腹に16番パー5で痛恨のボギー。しかもメンタルへのダメージが大きな3パットだった。 「優勝はないかもしれない。けど、最善は尽くそう」。そう気持ちを切り替えて、17、18番で連続バーディーを取り、通算7アンダーまでスコアを上げた。 一時は8アンダーまでスコアを伸ばしたのは小野田亨也。しかしその後、ボギーをたたいて、結局6アンダーでのホールアウトだった。 「これまでなら、どこかで諦めたり、プレーに集中できなかったりしたと思う。そこが成長したところかな」と発多。今季、レギュラーツアーに4試合出場した。思うような結果は残せなかったが、経験という財産はしっかり手に入れた。
中日スポーツ