夫が車通勤です。子どもの送り迎えに車があると便利と思いますが、新車は予算の都合上買えそうにありません。中古車を買うと税金に違いはありますか?
まとめ
本記事では、車を買うとき、所有しているときにかかる税金について解説しました。税金は、購入したときだけでなく、所有しているときにも課税されます。車の維持費を考える上で、税金も無視できない要素といえるでしょう。 税制を理解していくと、新車(特にエコカー)を購入することに対し、税制優遇措置があることが分かります。また、税制優遇措置(税率の軽減)とは反対に、税率が加重される措置があることもご理解いただけたかと思います。 特に、初回新規登録から「13年」を経過した自動車については、自動車税種別割・軽自動車税種別割や自動車重量税が重くなる措置があります。中古車を購入するとき、「年式」を気にされる方は多いかと思いますが、今後は購入時の経過年数だけでなく、「初回新規登録から13年経過するまでの年数」にも注目した方が良いかもしれません。 出典 国税庁 「消費税のしくみ」 総務省 「自動車税・軽自動車税環境性能割」 国土交通省 「環境性能割の概要」 総務省 「自動車税・軽自動車税種別割」 国土交通省 「自動車税のグリーン化特例の概要」 東京都主税局 「自動車税種別割」 国税庁 「No.7192 自動車重量税のあらまし」 国土交通省 「自動車重量税額について」 国土交通省 「エコカー減税(自動車重量税)の概要」 国土交通省 「自動車関係税制について(エコカー減税、グリーン化特例等)」 執筆者:中村将士 新東綜合開発株式会社代表取締役 1級ファイナンシャル・プランニング技能士 CFP(R)(日本FP協会認定) 宅地建物取引士 公認不動産コンサルティングマスター 上級心理カウンセラー
ファイナンシャルフィールド編集部