「大寒」の大阪は雨 岸和田の公園で6万本のスイセン見ごろ
「大寒」の大阪は雨 岸和田の公園で6万本のスイセン見ごろ 撮影・編集:柳曽文隆 THEPAGE大阪
1年のうち最も寒いとされる二十四節気のひとつ「大寒」の20日、近畿地方は朝から厳しい冷え込みとなり、所々で雨も降っていた。大阪管区気象台によると、大阪市内では最低気温1.5度を観測。最高気温も同日午後9時までに9.5度にとどまっている。そんな寒さの中、大阪府岸和田市の蜻蛉池公園ではスイセンが見ごろを迎え、傘をさしながら見物する人の姿も見られた。 【360度画像】通天閣てっぺんの謎の空間はテレビ塔計画の名残り?
同公園によると、公園内に咲くスイセンは約6万本にのぼるという。広い敷地に咲き誇る花々からはほのかな甘い香が漂い、曇り空のもと白い花が明るく咲いているような光景に。雨が降ってきたものの、来園者からは「雨のスイセンというのも、なかなか風情があるなぁ」といった声も聞かれた。 同公園では、21・22両日に「水仙春待ちまつり」が開かれる予定で、スイセンの鉢植えや甘酒・ぜんざいなどが販売されるため、職員らが雨の中、準備に追われる光景も見られた。 同気象台によると、20日夜の近畿地方は、低気圧が日本海を発達しながら進むため、北部では雨や雪が降る予報だという。また、中部や南部でも次第に雨や雪となる見込みで、大気の状態が非常に不安定となるため雷を伴う所があるという。 また、あす21日は、冬型の気圧配置となるため概ね曇りで、昼前にかけて北部を中心に雷を伴って雪や雨が降る予報となっている。